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津軽通信番外編 第3のイタリア雑感より
黒田です。熊野での全国大会の後、九州をまわって青森に戻ってきた途端、今度はイタリアに1週間でかけてきました。ミラノ、ボローニャ、コモを訪ねる旅です。一昨日帰国し、まだ時差に体が慣れていません。授業が始まっても、なんとなく体はまだイタリアで、しまりのない話を講義でしております。困ったものです。
ところで、今回訪問した都市は、ロンバルディア州、エミリア・ロマーニャ州に属します。これらに、トスカーニャ州(フィレンツェ)やベネト州(ベネツイア)を加えると、ユニークな中小企業が集まっているところとして有名です。ミラノはミラノコレクションで有名なファッションのマチであり、コモは絹織物です。フェラーリの工場はエミリヤ・ロマーニャ州にあります。靴のフェラガモはフィレツェ、あの鮮やかな色づかいのベネトンはベネト州にあります。これらは、第3のイタリアとして知られ、中小企業に関心のある者ならアメリカのシリコン・バレーとならぶもうひとつの中小企業発展のモデルとしてよくとりあげられます。
そんなわけで、きちんとしたアポも取らずに、ともかく行ってみよう、現場のにおいを嗅ぎに行こう、ということになりました。ほんと、いいかげんな旅です。
今日はそこで感じた2、3のことについて報告させていただきます。津軽通信番外編としてお楽しみください。